高齢者・障害者の日常生活における移動を支援する目的で行われる移送サービスは、住み慣れた地域での安心した生活を支える上で不可欠なサービスとして、一般の公共交通機関が利用しにくい、車いすを使用する方々や、介護を必要とする方々を主な対象としながら、ボランティア団体やNPO(特定非営利活動法人)、区市町村社会福祉協議会などの民間非営利団体によって、福祉車両(車いす乗降用のリフトやスロープのついた車両)を使用しながら実施されています。
しかし、サービスの内容や介護の有無や程度については団体によって様々であり、移送サービスの質の維持・向上と、サービスへの安全性や信頼性を高めるためには、共通した研修体系や研修制度が必要であるとの認識から、「移送サービス研究協議会」での議論などを踏まえつつ、「移送サービスモデル研修体系試案」として、移送サービスにかかわるコーディネーターや運転協力者に必要な研修内容の方向性がまとめられました。
今回は、この試案の中身を踏まえながら、昨年に引き続き、運転協力者の実技研修中心に実施し、実技面における移送サービス研修体系の確立を目指します。
日 時 2002年 2月10日(日) 10:00〜17:00 会 場 警視庁府中運転免許試験場コース 主 催 東京ボランティア・市民活動センター 東京ハンディキャブ連絡会 共 催 警視庁 交通部 定 員 約20名 ※応募者多数の場合は調整させていただくことがあります。 対 象 移送サービス実施団体で運転協力者として活動している方で、活動年 数が概ね3年以内の方 参加費 2,000円(資料代およびボランティア活動等行事用保険掛け金を含む) ※東京ハンディキャブ連絡会の会員は1割引きになります。 申込み・問合せ先 東京ボランティア・市民活動センター 〒162−0823 東京都新宿区神楽河岸1−1 TEL 03−3235−1171 FAX 03−3235−0050 ホームページ http://www.tvac.or.jp/
※連絡会会員の方は、連絡会事務局へお申込みください。その場合のみ1割引になります。東京ボランティア・市民活動センターへ直接お申込みいただいた場合は、割引きされません
東京ハンディキャブ連絡会では、日本財団のご理解とご協力を得て、2年ぶりに「東京都内移送サービス実施団体ガイドブック」を作成することにいたしました。
ご存じとは思いますが、このガイドブックは利用者や福祉関係の相談業務をされている方々に移送サービスを利用する上での情報を提供するとともに、交通バリアフリー法の成立や介護保険の施行など、移送サービスをめぐる情勢が激変している今日、最新のデータを集めた資料として、移送サービスに関する政策や助成制度などの議論や、その将来を考える上で重要な役割を果たすものになると考えられます。
特に都内では地域福祉振興事業から地域福祉推進事業への移行の動きに伴い、各地域で活動している団体の情報がもとめられております。各実施団体へは、すでにアンケートが届いていることと思いますので、ご返送のご協力をよろしくお願いいたします。
今回よりアンケートの書式を全面的に変更いたしましたので、ご記入にあたっては記入方法にご注意いただくとともに、不明の点がありましたら、事務局までお問合せください。また、これまではご返送をいただけない場合や記載内容に不備がある場合でも、会員団体については、過去のデータに基づいて掲載をおこなっておりましたが、ガイドブックをご利用になった方からのご意見なども踏まえ、掲載を控えさせていただく場合もありますので、ご留意ください。
2月中にデータを収集し、3月に開催する移送サービス研究協議会で配布したいと考えておりますので、できるだけ早くのご返送を重ねてお願い申し上げます。
お問合せ 東京ハンディキャブ連絡会 〒192−0907 東京都八王子市長沼町916−2 シャトレーたしろ第2 102号 TEL&FAX 0426−36−6807 E-mail handicab@tky3.3web.ne.jp ※都内の移送サービスを実施されている団体でアンケートが届いていない場合は至急ご連絡ください。
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