福祉有償運送の「ガイドライン」の中では、運転協力者に対しては「当該地域における交通の状況等を考慮して、十分な能力及び経験を有している」ことが求められています。この判断基準として研修の受講が上げられており、その一つとして「移送サービス運営マニュアル編集委員会が発行するテキスト等に基づく研修」が入っております。
移送・移動サービス地域ネットワーク団体連合会では、いち早くこのテキストを使用し、統一した講習内容で運転協力者講習会を開催しています。
開催日 2005年2月12日(土)〜13日(日) 会 場 津田山オートスクエア セミナーハウス 神奈川県川崎市高津区下作延1823 定 員 40名 ※普通自動車免許を有し、ボランティア団体やNPO法人等、市民活 動による移送サービス実施団体で、運転協力者として活動している か、活動を始めようとしている方。 ※定員に余裕がある場合は、営利法人の方も参加できます。 参加費 17,000円 ※受講料、テキスト代、土曜の夕食、日曜の朝食、昼食、宿泊費、保 険料を含む。 ※営利法人の方は、参加費が異なります。 問合せ先 移送・移動サービス地域ネットワーク団体連合会 〒162−0828 東京都新宿区袋町24 岡田ビル2F TEL&FAX 03−5261−9009 E-mail accessible-tic@pop16.odn.ne.jp 講座ホームページ http://www.jin-navi.jp/
「福祉有償運送及び過疎地有償運送に係る道路運送法第80条第1項による許可の取扱いについて」(通称:ガイドライン)の周知がすすむにつれて、各地で様々な市民団体や営利事業者が、「移送サービスの運転者向け」という講習会(研修会・学習会・セミナー等を含む、以下講習会等)を開催するようになりました。
しかしながら、これらの講習会等が全て「ガイドライン」で求められている講習内容に適しているわけではありません。
「ガイドライン」で推奨されている講習会等は、現時点では下記の2種類のみです。
「ケア輸送サービス従事者研修」
(社)全国乗用自動車連合会(タクシー事業者の全国組織)、(財)全国福祉輸送サービス協会(福祉タクシー事業者の全国組織)等が主催している、主にタクシー運転者向けの講習会。
総計45時間(通信教育22時間、集合研修23時間)。受講料 概ね5万円。
「移送サービス運営マニュアル編集委員会が発行するテキスト等に基づき運送主体が自主的に行う福祉輸送に関する研修」
市民団体により作成されたカリキュラムによる研修ですが、テキストを使用されていれば、どのような内容でも該当するわけではなく、例示されているプログラムの内、概ね12時間程度(2日間以上)が該当します。
受講料は、概ね5千円〜1万7千円(主催団体や形式により異なります)。
また、国土交通省では、研修内容の標準カリキュラムを検討していますが、このカリキュラム試案でも概ね12時間程度となっています。受講される際には、内容等を十分にご検討ください。
移送・移動サービス地域ネットワーク団体連合会に参加する地域ネットワーク団体では、上記の「マニュアル編集委員会が発行するテキスト」に基づいた講習会の開催と講師派遣を行っています。
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