日 時 2010年3月7日(日) 10:00〜17:00
会 場 東京ボランティア・市民活動センター 会議室
参加費 一人3000円
内 容 ※今年は、終日、全体会形式で行います。
セッション1 10:00〜11:20
「交通基本法制定で移動の問題はどのように解決できるか」
現在、国では「交通基本法」制定の検討が始まっています。これは「移動権」や「移動に関する行政の責任」をうたった概念法で、バリアフリー新法などの法律の上位に位置づけられる重要な法律になると考えられています。では「交通基本法」の中身とは、またこの法律が成立すると私たちが実施する移送サービスにどのような影響がでてくるのでしょうか。今回は、法律の基本的な考え方を勉強するとともに、今後の動きを展望します。
<パネラー>
関口幸一氏(国交省総合政策局次長)
吉田樹氏(首都大学東京助教)
移送サービスの利用当事者
セッション2 11:25〜12:25
「移送サービスの現場の声を集めてみました」
東京都内の運行団体の方々に協力していただき、「利用者」「運転協力者」という立場からの本音をアンケートによりお聞きしました。地域の生の意見を聞くことを通して、サービスの更なる充実の方向性を探ります。
<パネラー>
移送サービスの利用当事者
移送サービスの運転協力者
セッション3 13:25〜14:25
「道路運送法改定後に活動を始めた元気なNPOの紹介」
2006年の道路運送法改定によって、事業運営のハードルが高くなり、新しいNPOは出てこないのではと危惧されていました。しかし、道路運送法をうまく活用して活動を展開するNPOがあらわれました。その元気な活動を紹介します。
<パネラー>
齊藤富夫氏(NPO法人かみのやま福祉運送サービス)
長谷川信儀氏(NPO法人福祉送迎サービス・杉並)
セッション4 14:30〜15:30
「未来を走るユニバーサルタクシー」
国土交通省では、路線バスに続いて、一般タクシーにもユニバーサルデザイン(UD)の車両の導入を検討しており、昨年開催された東京モーターショーでは、試作車両が展示されました。これまでも福祉車両を転用したり、試作車両が作られたりしましたが、今回は本格的な導入が期待されます。現在の課題と、移送サービスや福祉タクシーに対してどのような影響が考えられるか、タクシー業界の方を交えて話し合います。
<パネラー>
岡本八重子氏(全国ハイヤー・タクシー連合会理事)
荻野陽一氏(東京ハンディキャブ連絡会代表)
セッション5 15:35〜16:35
「公平な移動を保障するための交通財源の確保と投入」
福祉輸送や過疎地輸送を必要とする移動困難者・制約者が我が国では増加し続けています。この問題を解決するために個別輸送の財源を確保し国民の移動の権利を保障する社会システムの構築を提起します。
<パネラー>
中島隆信氏(慶應義塾大学商学部教授)
中根裕氏(生活協同組合パルシステム千葉総合企画部長)
武本英之氏(東京交通新聞社編集局取材報道部長)
鬼塚正徳氏(NPO法人全国移動サービスネットワーク理事)
まとめ 16:40〜17:00
○プレ企画
2010年3月5日(金) 13:00〜17:00
「都内福祉有償運送運営協議会の現状を探る」
◆参加費 一人3,000円
(東京ハンディキャブ連絡会会員2,000円)
都内には、区や市単独で、もしくは他区市と共同で運営協議会を開催している地域があります。運営協議会は地域の状況に応じて、移送サービスを実施できる裁量を与えられている反面、自治体任せなっていたりすることがあります。そのことで、地域によって活動が、やりやすい、やりにくいがうまれている場合があります。そこで、運営協議会に関する事例発表を行っていただき、どのようにあるべきか意見交換を行います。特に行政担当者の方の参加を歓迎します。
<講師>
国土交通省関東運輸局東京運輸支局輸送担当
運営協議会を開催している自治体担当者
2010年3月6日(土) 13:00〜17:00
「移送サービス立ち上げ支援講座」
◆参加費 一人3,000円
(東京ハンディキャブ連絡会会員2,000円)
広義での移送サービスには、NPO等が白ナンバーを使用した「自家用有償旅客運送(福祉有償運送)」と、登録外のボランティア型有償・無償運送、青ナンバー車両による「福祉有償事業限定(福祉タクシー)」等があります。どの形式であれ、移動困難者の移動を支援するということには変わりありません。それぞれの違いと、立ち上げのノウハウを勉強します。これからサービス提供をしたいという方、必見です。
<講師>
NPO法人運営スタッフ
東京福祉限定輸送協会役員
2010年3月6日(土) 15:00〜18:00
「災害時に移送サービスの果たす役割」
◆参加費 お一人3,000円
(東京ハンディキャブ連絡会会員2,000円)
阪神大震災以降、災害時に避難住民へ移送サービスが何らかの形で提供されることが多くなっています。では実際にどのようなニーズがあり、またそれに応えるためにはどのような準備が必要なのか。また法律上の問題点にはどのようなものがあるのかを話し合います。
<講師>
中村陽一氏(災害時移送サービスボランティア)
東京都乗用旅客協会防災・レポートタクシー担当者
2010年3月6日(土) 10:30〜17:00
〔特別企画〕横浜中華街ランチツアー
◆参加費 お一人4,000円
福祉車両(リフト付バス)でドライブとお食事を一緒に楽しみませんか?利用者のみなさんのご参加をお待ちしております。
※下記のご案内をご参照ください。
お問合せ先 東京ハンディキャブ連絡会 〒102−0072 東京都千代田区飯田橋4−4−8 朝日ビル402号室 TEL&FAX 03−3222−8915 E-mail office@tokyo-handicab.net お申込み先 東京ボランティア・市民活動センター TEL 03−3235−1171 FAX 03−3235−0050
いつも勉強ばかりのイメージがある「移送サービスのつどい」ですが、今年は楽しく遊びに出かけようと思います。福祉車両でのドライブとお食事を一緒に楽しみましょう。利用者のみなさんのご参加をお待ちしております。
日 程 2010年3月6日(土) 10:30 飯田橋 セントラルプラザ1Fロビー集合 11:00 飯田橋 セントラルプラザ 出発 12:00 横浜中華街着 「華福飯店」にて昼食(食べ放題コース) 14:00 中華街を散策 15:00 横浜マリンタワー集合・見学 16:00 横浜マリンタワー出発 17:00 飯田橋 セントラルプラザ到着・解散 定 員 20名(先着順) 参加費 4000円 ※お一人、介助者の方も同額をいただきます。また、昼食時の食べ放題コー スの飲み物等は別料金になります。 お問合せ先 東京ハンディキャブ連絡会 お申込み先 東京ボランティア・市民活動センター ※申込用紙は、「移送サービスのつどい2010」と共通です。ただし、締切 日が2月26日(金)になります。締切日前でも定員に達した場合は、締切 となります。
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