脱着可能な3列目シートと広い室内空間をもつプレマシー |
2列目は、i仕様オリジナルのセパレートシート |
低床スロープ式の乗降装置 |
車イスの固定は、汎用型電動固定装置E−ロックを採用 |
2列目のシートは折り畳みや脱着ができる |
車イスの足先には、何もないので伸ばすこともできる |
3列目シートは屋内でイスとして使用できるようなオプションもある |
3列目シートを取り付けた状態。スペアタイヤを側面からシート下に移す必要があるので、やや手間がかかる。 |
マツダ(株)が得意とする低床型車イス対応車両の第4弾。脱着可能な2列目と3列目のシートをもち、利用状態にあわせて最適な乗車定員(車イス乗車1名+4名から最大6名)を確保できる。セカンドシートをセパレートシートにしたことにより、車イスを使用して乗車した方の足先が広くなっている。オプションで助手席回転シートの設定も可能。
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低床化とともに、ルーフをかさ上げして室内高を確保している。 |
ニールダウン、リアハッチ開閉、スロープ展開・収納は、リモコンによる自動開閉式。車イスの人が自分で乗り込んで、運転席へ移乗することも想定している。 |
ニールダウンした状態。排気管が擦る程度まで下がる。 |
操作用のスイッチが左側面後部より(白い文字の上あたり)に収納してある。 |
定員は、3名+車イスの人1名。 |
ニールダウンした状態では、楽に乗降することができる。 |
三菱自動車工業が、移送サービス団体と共同開発した、日本初の市販ベースの低床スロープ型福祉車両。1992年発表。ルーフのかさ上げや、前方用窓、低床化、ニールダウン機構、収納式スロープの採用など、斬新的なアイディアが多数採用された。写真の車はプロトタイプのため、スロープの収納がスライド式になっているが、市販車では折り畳み式となった。
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