東京ハンディキャブ連絡会

ガイドライン検討プロジェクトチーム(第2回)議事録

1.日 時 2002年9月27日(金) 18:30〜21:00

2.会 場 東京ボランティア・市民活動センター

3.出席者 嘉多
      山本((株)ナースケアー)
      河野((株)ナースケアー)
      中野(あおば)
      阿波根
      阿部
      伊藤

4.経過報告
 ・10月17日(木)にDPI世界会議札幌大会にあわせて、札幌でネットワークの話し合いを行う。

 ・別途、全地域ネットワークに集まってもらって、意見交換会を開催する。
  この会議については、助成金を申請し、交通費を負担する。

 ・東京ハンディキャブ連絡会のホームページでも、一般向けに意見募集を強化した。

5.意見交換
 *中野案、伊藤案、阿波根案について話し合いを行った。
  それぞれの方の案はこちらから→ [中野案] [伊藤案] [阿波根案]  (pdfファイルで提供)

 *利用者負担をどう考えるか。
  ・ドア・ツー・ドアは、やむを得ず必要なサービスであるので、タクシーとの比較は適切ではない。
   電車やバスと比較すべき。

 *移送サービスは、市民による助け合い運動である。
  ・移送サービスの理念や位置付けなどを前文として書くことにより、利用料の考え方やサービスの
   あり方などをまとめられるのでは。

 *ガイドラインを策定するこにとよって、実施する団体が減っては困る。
  ・運転協力者の生活補償などの考え方があいまいだから、営利企業による白ナンバー運行がまかり
   とおっている。
   営利事業は緑ナンバーとする必要がある。

 *実施団体の認定と認定組織が必要ではないか。
  ・規制緩和の流れからいって、事業開始は条件を満たせば許可される方向がいい。
   適性かどうかは、事業を行っていくうちにはっきりする。
  ・団体情報やサービスの内容の公開などの自助努力が必要。

 *利用者の認定が必要ではないか。
  ・安いタクシーとして使われている実情もある。
  ・各団体が独自に行うのでは無理があるのでは。
  ・WHOが作成した障害認定の基準が使えるのではないか。

 *利用料の考え方は。
  ・福祉タクシーでも移送サービスでも利用者に経費を補助する仕組みが必要。
   そうなれば、福祉タクシーと移送サービスが対等に競争できる。
  ・団体の総支出を基準とした、利用料の算出方法はどうか。
  ・人件費も含めて、こまかく経費を積算して、上限を決めればいいのではないか。
  ・運行にかかわる利用料は、人件費は含めず、車両にかかわる維持管理のみとして、介助料を
   別途設定することで、タクシーとの違いをだす方法がいいのでは。

 *その他
  ・今回のガイドラインは過渡期ではないか
  ・次回 10月23日(水)18:00〜


※当議事録は、東京ハンディキャブ連絡会事務局でまとめたものであり、編集責任は東京ハンディキャブ連絡会にあります。


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