3月7日(日)/分科会・午前の部(10:30〜12:00) |
移送サービスの法的位置づけを図る「ガイドライン」の発表が予定されています。このガイドラインによって何が、どう変わるのか。我々はガイドラインに、どう対応すべきか。出来る限りの最新情報をお知らせすると共に、今後の対応や展望を皆さんと一緒に考えます。
○阿部司さん(東京ハンディキャブ連絡会代表) |
移送サービスをささえるコーディネーターは、利用者のニーズを把握しながら、運転協力者への依頼などの調整を行うほか、安全な運行と事業の円滑な活動をすすめる上でも重要な存在です。この分科会では、これからの移送サービス・コーディネーターに求められる資質について、「安全運行管理」「利用者のニーズ把握」「運転協力者コーディネート」の視点から考えます。
○杉本依子さん(NPO法人ハンディキャブゆづり葉理事長) ○篠原政良さん(東京ハンディキャブ連絡会インストラクター) ※他、調整中 |
「介護サービスを実施する中で移送サービスの要望があった」「移送サービスの中で、介護ニーズにどこまで対応すべきか」など、介護サービスと移送サービス双方に共通する課題が地域の中で顕在化しつつあります。この分科会では、移動支援を行う中で利用者の状況に応じた介護のあり方や、使用する車両の選定など、介護サービスと移送サービス双方にかかわる課題について考えます。
○大越利依子さん(NPO法人江戸川在宅支援グループ理事長) ※他、調整中 |
広義の移送サービスでは、タクシー会社が行う福祉タクシーも含まれます。現状の移動困難者のニーズに対応するためには、市民活動とタクシー会社による移送サービスとの協働が必要であると考えられており、その試みとして、札幌における市民団体とタクシー会社による共同配車センター構想や、長野県での全県規模での配車システムの政策提言などがおこなわれています。この分科会では、これらの事例報告を通して、タクシー会社と市民団体との協働の方向性を考えます。
〇竹田保さん(ホップ障害者地域生活支援センター代表) 〇降幡和彦さん(長野県ハンディキャブ連絡会代表) |
3月7日(日)/分科会・午後の部(13:30〜15:00) |
ガイドラインの焦点となりそうなのが「運営協議会」。ところで「運営協議会」って、どんなもの?どうやって作るの?何をするの?先行する自治体や団体の報告をもとに運営協議会について学びながら、移送サービス実施団体としてどのようにとらえ、何をすべきかを考えます。
○西村貢さん(兵庫移送サービス・ネットワーク代表) ※他、調整中 |
移送サービスを日々支える、ボランティアなどの運転協力者。しかし「なかなか運転協力者が集まらない」「どこに、どのように広報していいのかわからない」といった悩みを抱く団体も少なくありません。市民が、移送サービスに親近感を持ちながら、おもわず協力したくなるための広報のあり方について考えます。
※移送サービス実施団体で調整中 ○八木亜紀子さん(東京ボランティア・市民活動センター専門員) |
「ガイドライン」の要件の一つとして、“管理運行体制”の整備があげられており、その内容として「利用者からの苦情処理体制」という項目があります。ともすると移送サービスでは、利用者からの苦情について、会員総会や役員会で出された意見で対応できていると考え、日常の活動における明確な苦情処理についてはかならずしも十分ではない場合がありました。この機会に、タクシーにおける苦情処理システムや、市民団体における先進事例を学び、市民活動における苦情処理システムを考えてみましょう。
○岡秀明さん(株式会社ユニネット代表) ※他、調整中 |
交通バリアフリー法の制定と地方自治体における基本構想の策定、そして今回の民間非営利移送サービスの『ガイドライン』成立などを踏まえ、地方自治体において移動送迎支援のあり方を体系的に、戦略的に描くべき時代がやってきました。先進自治体の状況を聞きながら、自治体レベルで考える移動送迎支援のあり方を展望します。
○秋山哲男さん(東京都立大学大学院都市研究科教授) ※他、調整中 |
3月7日(日)/15:30〜17:30 |
市民運動の移送サービスがはじまって三十年。国土交通省による「ガイドライン」によって移送サービスは、法的に裏づけられた存在になろうとしています。しかし、移動が保障される社会に向けて未だ道半ばであり、また、「ガイドライン」で移送サービスの活動が縮小するようなことがあれば、望まれる社会のあり方とはいえません。制度として次のステップに移行する移送サービスを、制度・政策というフレームからどのように眺めるか、そして、移動保障のために、これからの市民活動のあり方は何か、移送サービス団体一つひとつが考えるべきことについて議論します。
○秋山哲男さん(東京都立大学大学院都市研究科教授) ○西村貢さん(兵庫移送サービス・ネットワーク代表) ○竹田保さん(STネット北海道/ホップ障害者地域生活支援センター代表) ○阿部司さん(東京ハンディキャブ連絡会代表) ○国土交通省(依頼中) ※他、調整中 |
3月7日(日)/9:30〜17:00 |
主要各社の福祉車両や自動車メーカー各社による車両展示会です。メーカーの担当者による説明や相談もあわせて行われます。移送サービスを始めたい人、福祉車両を買い換えようと思っている人などは必見です。
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3月6日(土)/13:30〜16:00 |
移送サービスの歴史、目的、法的問題などの概念や車両の選択・入手方法、運行方法、コーディネーター業務の運営方法について、これから移送サービスを始める団体や始めたばかりの団体担当者を対象にわかりやすく解説します。
※講座の詳細は東京ハンディキャブ連絡会にお問い合わせ下さい。(電話・ファックス/03‐5261‐8970)
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3月6日(土)/16:30〜17:30 |
移送サービスを始めたけど、わからないことばかり。電話ではとても聞けない、むずかしい話も、ひざをつきあわせれば理解はできる?好評の運営相談コーナーを設けます(要予約)。
※詳細は東京ハンディキャブ連絡会にお問い合わせ下さい。(電話・ファックス/03‐5261‐8970)
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3月6日(土)/18:00〜20:00 |
ガイドライン?ケンシュウ?たしかにそれも大切なことだろうけど、なんだかムズカシイ・・・。本当は、外出したい人、させたい人を目的地まで送迎したい気持ちだけなんだ!!という方のための特別プログラム。全国各地のネットワーク団体からも多数参加予定!?ムズカシイ話を抜きにして、たのしく情報交換しませんか?
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申込および当日の受付方法について |
3,000円(一人あたり、資料代含む)※当日、受付にてお支払い下さい。
別紙申込書に所定事項をご記入の上、3月4日(木)までに下記あてにお申し込み下さい。 ※ただし基礎講座受講料および交流会費は含みません。それぞれ別途参加費・会費が必要です。 (上記参照) |
申込後は当日、直接会場までおこし下さい。※定員等でお受けできない場合以外、事務局からご連絡いたしません。 当日は、受付で申込用紙に記載した氏名をお伝え下さい。※申込用紙と異なると受付が遅れる場合があります。 |
〔申込定員〕〔案内図〕 300名(定員になり次第締切とさせていただきます) 〔お申し込み・お問い合わせ先〕 (担当:藤原・内田) 〔住所〕〒162‐0823 東京都新宿区神楽河岸1−1 〔電話〕03-3235-1171 〔ファックス〕03-3235-0050 〔ホームページ〕http://www.tvac.or.jp/ ※ホームページからもお申し込みができます。 |
○営団地下鉄有楽町線・南北線・東西線 ・都営大江戸線『飯田橋』駅下車B2b出口より直結 |
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