1.はじめに
今年度は活動の全体的なボトムアップを図り会員拡大につなげたいと考えます。都内で自家用有償旅客運送の登録を行っている団体に対し入会をはたらきかけます。会費収入は当連絡会の基礎的収入源であり、会員のみなさまのサポートがあってこそ活動の充実が可能となります。会員のみなさまには、継続して登録をお願いいたしますとともに、地域の団体にも入会のお勧めをしていただきますよう重ねてお願い申し上げます。
さて、具体的活動につきましてふれさせていただきます。認定講習会は4月(すでに終了)、8月、12月に実施致します。より質の高い講習を目指してインストラクター講習会を昨年度に引き続き実施します。今年は人材発掘に力を入れたいと考えておりますので、インストラクターにご興味のあるみなさまのご参加をお待ちしております。
団体立ち上げや運営支援について、具体的なプログラムを作成します(例えば、運転協力者現任講習など)。福祉有償運送についての勉強会も行政対象、団体対象にそれぞれ開催します。ニュース発行は従来通りです。ご好評をいただいております「駐車禁止指定除外車標章」の申請サポートは、諸般の事情により値上げとさせていただきます。ご理解の上、ご利用ください。
今年度は当連絡会創立25周年となります。それを記念して、ハンディキャブの歴史についての書籍を出版し有償販売を行うことを検討しています。
東京で開催される「第20回全国ボランティアフェスティバルTOKYO」(11月12日〜13日)に移送サービスに関する分科会を2つ企画します。
「移送サービスのつどい2012」は2012年3月4日開催とし、企画会議を中心に動かしていきますが、ボランティアフェスティバルとの兼ね合いもあり、例年行ってきたプレ企画については実施を見送る可能性もあります。
東日本大震災関連の取り組みについては、東京ボランティア・市民活動センターや東京災害ボランティアネットワークなどと協働し、息の長い支援をおこなっていきたいと考えます。
最後に今年10月を目途に事務所を移転する方向で検討に入りました。会員のみなさまには改めてご協力をお願いすることもあると思いますが、どうかよろしくお願いいたします。
25周年の重みを受け止めながら、役員一同、真摯に活動していく所存です。変わらぬご支援を重ねてお願いいたします。
2.具体的事業内容
@移送サービス関連研修・勉強会の開催
・移送サービス運転協力者講習会 5回
・セダン等運転者講習 5回
・移送サービスコーディネーター講習会 未定
・講習会インストラクター養成講座 1回
・移送サービス立ち上げ支援講座 1回
・都内団体を中心にした勉強会(交流会) 2回
A情報収集・提供
・「東京ハンディキャブ連絡会ニュース」の発行 月2回程度
・ホームページの運営
B移送サービスについての運営相談およびサポート
・福祉有償運送登録・運営相談等
会員外は有料。
・駐車禁止除外指定車標章取得事務代行
団体会員の場合1台あたり1500円。
C「移送サービスのつどい2012」の企画・運営
(東京ボランティア・市民活動センターと共催)
日 程 2012年3月4日(日)
会 場 セントラルプラザ(新宿区神楽河岸)
前回同様、より多くの人々が集える場作りをテーマに、企画内容の更なる
充実を図ります。準備段階から人が集って来られるような仕掛けを検討し
ます。
D災害に関する取り組み
当連絡会では、災害時の支援として三宅島の島民避難のサポートを行な
ってきた実績があります。しかし、23区や多摩地域で発災した場合を想
定して、私たちに何が出来るかや災害に対し日常的にどう備えるのかなど
については、正面から取り組んできたとは言えません。そこで、今年度は
東京災害ボランティアネットワークなどにご協力いただき、もっと身近に
災害について考え、積極的に取り組んでいきます。
E外部団体による講習・研修への講師派遣及び運営協力
・各種委員会、シンポジウム等への参加・協力を行います。
・移送サービスに関連する団体との連携を深めます。
<今年度加盟を予定している団体>
・東京災害ボランティアネットワーク
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